2019年私的ベストメディア
どうも年男(4周目)です。公私に渡ってそこそこ充実した一年だった2019。不可分所得の使い途を見直すためでもあるこの投稿を通じて、今年もざっくり振り返ってみましょう。
過去の発表はこちら↓
2018 2018私的ベストメディア - OMIOの投書箱2
2017 2017私的ベストメディア - OMIOの投書箱2
2016 http://d.hatena.ne.jp/OMIOBEAT/20170101/1483274753
2015 http://d.hatena.ne.jp/OMIOBEAT/20160101/1451618894
2014 http://d.hatena.ne.jp/OMIOBEAT/20150101/1420084106
2013 http://d.hatena.ne.jp/OMIOBEAT/20140102/1388446727
2012 http://d.hatena.ne.jp/OMIOBEAT/20130103/1357172912
2011 http://d.hatena.ne.jp/OMIOBEAT/20120102/1325481341
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(1) iPad mini 5 (第5世代)
スマホ2台持ち生活がやや煩わしくなってきたのと、通勤中にslackから動画まで手軽にいじれるタブレットの購入を考えていたところに、iPad miniが3年半ぶりのリニューアルと聞いて即決!iPad Pro(2017)を妻に譲り渡し、毎日のように使い倒している。Smart Keyboardが恋しくなることもあるが、MacBook Air(2019)も導入したのでそんなに困らないし、Sidecarのおかげで出先でも作業も捗っている。iPodの音質と思想に相容れずMacを避けるようになってから約10年、今年は私的Mac復帰年にもなった(でもAirpodsとかは使う気になれない)。
2台持ちからのりかえ検討中の方には、セルラーモデル+格安SIMをおすすめします。容量はお好みで。
(2) Google Pixel 3a
先代のメインスマホであるHTC U11 life、ヘッドフォンジャックなしスマホだったのだが、自分のライフスタイル的にどうしても有線イヤフォンというオプションが捨てきれず、結局お古で画面バッキバキのXperiaにデモ音源等のデータを入れておかねばならなかった。iPad miniはジャックありだが、容量的にひとつの端末に音楽も動画も保存しておくには頼りない。そんなタイミングで発売されたのがこれ。ミドルレンジでHTC製、ジャックあり、カメラ性能も格段に上がって6万円以下。Pixel3に比べてもコスパ、ニーズ共に満たしてくれる良機だ。純正ケースもいいかんじ。使用開始直後、デフォルトだと夜間のバッテリーの減りにビビるがDigital Wellbeingの仕業なので慌てずに。
(3) Spangle Call Lilli Line "Dreams Never End"
そのiPad miniやPixel3aで2019初頭によく聴いた。最初は音数少なめで地味な印象だったが、4月の結成20周年ライブ@EXシアターでのパフォーマンスが素晴らしく、特にM4は冬から春にかけての冷たい風の吹く日の夜にマッチする。2020年2月のオールタイムベストアルバムの特典がこのLIVE映像DVDなので要チェック。
シカゴ音響系のリバイバルでいうとTortoise"TNT"発売20周年とかもあったね。ジョンマッケンタイアの相変わらずムッキムキで繊細なドラミングにはため息しか出ませんわ。
個人的にはジョンマッケンタイア観るならThe Sea and Cakeなんだけど、"Any Day"(2018)も良かったなあ。
その他、洋楽ジャンル問わず聴いたもの。結構ベタなのもあるのは、spotifyのプレイリスト巡りが捗った結果。
2019年以外のリリースだとこれ。
(4) 在日ファンク "再会"
リリースは2018だけど今年よく聴いたので。アルバム的にはシリアス味が増した分、前作"レインボー"のおちゃらけた感じの方が好みなのだが、主題歌となったドラマ「面白南極料理人」含め良作だった。M10"ハートレス"でいつも泣けるのよ。
息子のお気に入りはこれ。熊をジビエにするところで毎回「たべられちゃったー」とごちる。
"ぬるまゆファンク"も同じくらい好き。
J-ROCK系だとミツメ"Ghosts"、NYAI"HAO"、集団行動"SUPER MUSIC"あたりが再生回数上位だった模様。SpotifyのおかげでCD買ったのは黒木渚"檸檬の棘"初回限定版くらいか。シングルカット曲の演奏陣が豪華だっただけにアルバム全体の出来がちょっと期待外れ。
あと筆者フォロワーの方はSSUSを要チェックください。
2019以外だとこれとか。とにかく仮面ライダー主題歌を聴かされた一年だった。
中村佳穂""AINOU"(2018)も、友人の結婚式のBGMに使われててグッときた。
(5) Aviot "TE-D01d"
完全ワイヤレス初体験。日本の音にこだわるだけあって耳障りのよいサウンドバランス。apt-X対応で値段も1万ちょっとだし、何よりバッテリーの持ちがハンパない。チャージングケースは誇張なしで1ヶ月近く充電不要。sonyのWF-1000XM3買いそうになってたけどやめといて正解だった。
去年買ってAVIOTとも併用しているMEE Audio。ドンシャリ系でなかなか気に入ったので有線のイヤモニも買ってみた。出力が低いのか音量があまり出ないのが気になるものの、5000円でこのクオリティならビギナーには文句なしだろう。
(6) SABIAN "HHX Complex Series"
2019年12月にようやく日本でも販売解禁となったのでまだ購入こそしていないが、間違いなくここ数年の中でもベストなシンバル。クリス・ジョンソン補正もかかっているものの、歴代のHHXシリーズのハンマリングを融合させたという深淵でダークなトーンは唯一無二。年末に試奏した感じではKジル系だが、ハットもライドもベルから放たれるパワーが凄まじい。セットに一枚ポンと入れるのでなく、すべてComplexで揃えたくなる魔性の魅力を備えている。全部買ったら20万はくだらない!
縁あって今年はSHIBUYA O-EASTで生演奏するという機会を得たのだが、そこでは去年まで買い溜めたアレコレのシンバルに加えてSABIAN HHX Omni 19で挑んでみた。サスティンの短い組み合わせだったのでロックナンバーには若干物足りなかったものの、ひとつの理想形に到達した感があった。
その他、ドラム関連でピン留めした動画。
カナダのロブさん。勉強になります。
(7) YAMAHA "FP8500B"
Zennの2000円のペダルが1年ちょっとであっさり壊れたので、久々に真面目に探してみた結果がこれ。YAMAHAでベルトドライブといえば新旧FP720が定番だし、DWなんかもあったけど、こっちの方が自分の足には合っていた。楽器=ヴィンテージ信仰みたいなのって個人的にはあんまりなくて、例えばスネアの定番であるLudwig LM400も現行モデル使ってるけどフツーにいい音するしメンテしやすいし言うことない。
ドラムアクセサリー類では、去年あたりからメインのスティックがLERNI H-140GY(屋敷豪太モデル)になった。長さはこれまで使っていたものより少し短め。夏前からドラムレッスンに通うようになり、グリップの使い方を矯正する中でこのサイズ感に落ち着いた。
(8) 仮面ライダーゼロワン "DX飛電ゼロワンドライバー"
Jr.さんもついに変身ベルトデビュー。これまでライドウォッチ、ロックシード、シフトカーなどの小物だけで耐えてきたが、やっぱりドライバーは必要だった!プログライズキーを差し込む時に多少まごつくものの、変身までのシンプルさと動物モチーフのキャッチーさで遊びやすさ満点。さすがレオンチャンネル「2019年買ってよかったおもちゃランキング」3位である。
Jr.さん向けアイテムでは3歳の誕生日プレゼントだった「トミカ ぐるぐるシュート!!」もコンスタントに遊んでいる。総トミカ台数は100台近くとなり、仮面ライダーグッズ、おままごとトントンとともにTOP3玩具となっている。父親的にはランバイクもやってほしいんだが。
知育グッズだとKADOKAWAの頭脳アップドリルシリーズと、アンシャンテのお風呂に貼れるシリーズ。いずれもいかにも幼児っぽい(典型例が学研)テイストでないところが評価できる。
(9) BRITA "ファン"
オフィスではもっぱら水を飲んでいる。2018年のある時期まで浄水器が設置されてとても便利だったのだが、撤去されて途方に暮れていたところ、妻からブリタの存在を教えられた。この浄水ポット、本当に使いやすい。季節関わらずガブガブ飲んじゃう自分にはもうちょっとサイズが大きければ最高なんだけど、見た目もスマートだしマクストラプラスカートリッジの浄水機能も上々である。
会社のデスクがとにかく狭くキャビネットもないので、PC周りだけでもスッキリさせたいといろいろネットサーフィンしていたところ、3000円以下で多機能モニター台が手に入ることがわかり、こちらの商品を購入。プラスチックなので強度にはやや難ありだが、Win/MacのノートPCを使い分ける際に台の下のスペースが非常に効果的。なおUSBの充電口はほぼ使っていない(前面にあるのが案外邪魔)。
(10) "イエスタデイ"
2018年がクイーンの年なら2019年はビートルズ、というほどのヒットにはなっていないながら、世界中の人々(主人公ほか数名除く)がビートルズの存在を忘れてしまった世界というテーマ以上に、主人公の甘酸っぱい恋愛を描いた青春映画として純粋に楽しめた。各曲のアレンジもイケていて、ラストシーンの海岸ホテル屋上でBPMの上がった"Help!"は特に印象的。
映画・ドラマでは"スキャンダル専門弁護士QUEEN"。作品自体は正直駄作だが主題歌にmiletを起用したところに一票あげたい。洋楽を真似て日本人好みにするのではなく、洋楽歌手が日本語で歌を歌ったようなアプローチには好感が持てる。ほか、いずれもTVerで。"フルーツ宅配便"、"わたし、定時で帰ります"、"東京独身男子"、"べしゃり暮らし"、"ノーサイド・ゲーム"、"まだ結婚できない男"、"抱かれたい12人の女たち"。このへんはもう一度観てもいいかも。
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最後に。今年はなんといってもこれ。いいかげんチケット当たりませんかねえ。
ということで、2019年ベストメディアでした!
今年もよろしくお願いします。