2013私的ベストメディア
ささ、皆さんお待ちかねの恒例企画です。
過去の発表はこちら↓
2012 http://d.hatena.ne.jp/OMIOBEAT/20130103/1357172912
2011 http://d.hatena.ne.jp/OMIOBEAT/20120102/1325481341
さっそくいってみましょう!
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(1) Summer Break EP / It's a Musical
- アーティスト: IT'S A MUSICAL
- 出版社/メーカー: RALLYE LABEL
- 発売日: 2013/04/03
- メディア: CD
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http://youtu.be/msTlYu5HBKM?t=4m10s
(ライブは2012年のツアー。このバンド全然映像がない)
今年は個人的にrallye labelの年でした。来日ツアーも素晴らしかったし、惣田早希さんデザインのツアーTシャツは半年ですでに襟のあたりがベロベロになるくらい着回した。
レーベルメイトのYeYeは今年一番ライブに行ったアーティスト。上記の来日ツアーに加え、覚えてるだけでも下北沢サウンドクルージング、HUE CIRCLEレコ発ツアーの札幌、空気公団とのクリスマスライブと4回は観てる。「あるある言いたい」は名曲ですね。
昨年あたりから女性ボーカルor男女混声の音楽にハマっており、今年初旬はずーっとPeter and Kerry推し。下のセッション映像は何度となく再生したけど飽きないねえ。改めて検索したらアコースティックver.もあってこれまたよい。
ここまでカテゴライズが難しいけど、くくり的には女性ポップス部門? 次点は安藤裕子『グッド・バイ』。ねえやんの歌手デビュー10周年の新譜で期待通りの出来。春は渋公、秋はオリックス劇場まで足を運びましたが、ともにいろんな意味で忘れられない公演になりましたとさ()。就寝用BGMとしてはPredawn『A Golden Wheel』や赤い靴『イノリーマスの森』、というか神谷洵平さんのドラムに大変お世話になりました。
(2) 安全地帯『安全地帯14~The Saltmoderate Show~』
邦楽ロック部門、根尻七五三の名言「俺に惚れるなよっ!」からの「愛を鳴らせ」はもはや様式美。ドラマ『東京バンドワゴン』はイマイチだったけど、現代のかあさんの歌「純情」しかり、ロッキンジャパンフェスの途中退場しかり、玉置浩二ここにあり!を世間に見せつけた。
SuiseiNoboAz『ubik』、tricot『T H E』、ねごと『5』、赤い公園『公園デビュー』、ゴマアブラ『ゴマギフト』は2013のマストアイテム。今後に期待したいのは、BoBoさんやらも参加してるハルカトミユキという二人組。90年代育ちの心を優しくなでるようなアレンジは将来芽が出るかも? イメージ的にはYUIとかDo As Infinityとか岡北有由に近しい。
(3) YUCK『Glow & Behold』
ミュージック・マガジンの「ベストアルバム2013」でも洋楽ロックは豊作の年というコメントが目立ったものの、このアルバムを挙げてる選者はひとりもいなかったんでは? しかしここまでシューゲになるとは想像してなかった。本家マイブラの22年ぶり新作『mbv』に比べても、サウンド面でも楽曲のバラエティとしても数倍聴き応えのある一枚になっている。
USインディは元気のない年だったが、Bombay Bycicle Club『A Different Kind Of Fix』(2011)、Ducktails『The Flower Lane』、Enemies『Embark, Embrace』、I Used To Be A Sparrow『You Are An Empty Artist』など主にイギリスの若手~中堅のバンドが充実。ストライプスとかも聴かなきゃ…。Bombay~は2月に新譜出るぞ!
豊作といえば豊作、一方でベテラン勢の活躍に物足りない印象。ボウイやダフパンの新譜はともかく、個人的にはBen Folds Fiveの再結成ツアーアルバム、Phoenix『Bankrupt!』などはいい意味でも悪い意味でも進化してないなーと。Mice Parade『Candela』は最高傑作といって差し支えないと思うけど、1万円近く払った来日公演が全編アコースティックのオ○ニーライブで萎え萎え、アンコール聴かずして退出してしまった。
あと今年のベストメディアではないが、80年代のAOR周辺にハマった。特にTHE BLOW MONKEYSとEVERYTHING BUT THE GIRL。世間的にはネオアコ再燃の気運があるけど、Sufjan Stevensの『Illinois』をいまさら買ってリピートしてる。
(4)日生マユ『放課後カルテ』
- 作者: 日生マユ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/10/11
- メディア: コミック
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少女マンガの中でも男子の支持を集める講談社BE LOVEにおいてひっそりと、しかし着実に支持を集めつつある名作。医療と学園モノという取り合わせ自体真新しさはない。たかが学校医が小学生相手にそんな難しい専門用語使うわけないし、3巻くらいまではそんな難病・奇病が続出する学校どこにあるんだ、って感じもあったけど、林間学校編から冷徹な主人公が人間性を獲得していくようすは読み応え十分。ただ『このマンガがすごい!』とか読んでもまったくランクインしてないんだよね。楽しみにしてます、日生先生!
- 作者: 坂井恵理
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/01/11
- メディア: コミック
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自らの心境や周りの環境を反映してか、同棲・結婚モノを多く手にとった。坂井恵理『ヒヤマケンタロウの妊娠』、モリコロス『ノボさんとカノジョ?』、日暮キノコ『喰う寝るふたり 住むふたり』(『モンクロチョウ』の東京大学物語meets押見修造、な感じもよし)、等々。
『このマンガ~』では九井先生が再び脚光を浴びた(九井先生の作品好き=マンガ通みたいな風潮があるのはどうだろう)ようだけど、1巻もしくは2巻完結モノもよく読んだ。押切蓮介『ミスミソウ(上・下)完全版』、尾崎かおり『神様がうそをつく。』、話題の大今良時『聲の形』と、バイオレンス含みはあんまり得意じゃないけど面白い。ただ話題作の中では『重版出来』が一歩リードか。あずま先生らの美しい作画に慣れきった人間にとって、このヘタウマ画は耐え難いところもあるのだけど。2巻は特に胸が熱くなる。
- 作者: 松田奈緒子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/09/30
- メディア: コミック
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(5)村瀬秀信『4522敗の記憶 ホエールズ&ベイスターズ 涙の球団史』
- 作者: 村瀬秀信
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2013/06/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2013年はぼくにとって野球熱再燃の年でもありました。もともと父が横浜勤めで、1998年の優勝はわがごとのように覚えている。近年の弱さはもはや認知にすら及んでいなかったが、5年連続最下位という暗黒期からやっと抜けださんとする弱小チームの姿に心を動かされたよ。なんせ新潟まで応援行ってるからね!本書にはそんなにわかファンのぼくを本当のファンと同じ立場にさせてくれる助けになった。
女性・セックス本(≠ジェンダー本)収集には磨きがかかってきた。水野スミレ『「AV男優」という職業 セックス・サイボーグたちの真実』(角川書店)、杉浦由美子『女子校力』(PHP新書)、杉坂圭介『飛田の子:遊郭の街に働く女たちの人生』(徳間書店)、鈴木涼美『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』(青土社)…。タイトルは実用的だけど三葉『練習彼女。~はじめての「女の子のお店」ガイド~』(スコラムック)は、著者が東大院生だと言えば許してくれるよね?
練習彼女。 ~はじめての「女の子のお店」ガイド~ (スコラムック)
- 作者: 三葉
- 出版社/メーカー: スコラマガジン
- 発売日: 2013/11/08
- メディア: ムック
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新書は不作のためあえて紹介なし。今年から職場も変わって時間ができたはずなのに、読書量は減ってしまった。例年、新書と書籍で分けて紹介していましたが今年はひとつにまとめました。
(6) チャラン・ポ・ランタン『悲喜劇』
- アーティスト: チャラン・ポ・ランタン
- 出版社/メーカー: インディーズレーベル
- 発売日: 2013/11/06
- メディア: CD
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DVD部門。朝霧ジャムでの名演(迷MC)とおっぱいブギーのインパクトで首位奪取!フェス乗りだけを意識した中途半端なバンドが増える中、楽曲的にもパフォーマンス的にもここまで突き抜けられたのはあふりらんぽ以来じゃないか? 引き出しの多さには和光高校出身者の底力を見たね。
ここでも次点はねえやん!『秋の大演奏会』ではスカパラ欣ちゃんのシュアなドラミングがご覧いただけます。安全地帯の30周年ライブはBSで観たけど正月用に買ってある。
30th Anniversary Concert Tour Encore“The Saltmoderate Show" [DVD]
- 出版社/メーカー: SMD itaku (DVD)
- 発売日: 2013/09/25
- メディア: DVD
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(7) THE YELLOW MONKEY『劇場版パンドラ ザ・イエロー・モンキー PUNCH DRUNKARD TOUR THE MOVIE』
メンバーを2013年に再集結させ、当時のスタッフにも取材し、年間113本+αという弾丸ツアーを振り返るという企画。ぼくは当時、ファイナル横浜アリーナの2日目を観に行った。人生初のライブだったと記憶している。ネット環境も雑誌を買うお金もなかった中学生のぼくには当時のメンバー間の緊張感はそんなに伝わっていなかったが、ドラムのアニーがロックンソックという背もたれ付きのドラムスローンを導入したことだけはよく覚えている。結果的にあのツアーで腰悪くしたらしいしね。劇場はアラフォー女子(たぶん悲しきAsian Boyくらいからのコアなファン)とアラサー男子(JAM以降にバンドとしてのイエモンに惚れた層)の入り混じる不思議な空間だった。
音楽以外の映像作品でいうと、想田和弘監督の『選挙2』くらいしか観てない。むしろ今年初旬は地上波ドラマが面白かった。NHK『書店員ミチルの身の上話』、日テレ『泣くな、はらちゃん』、テレ朝『おトメさん』、テレ東『まほろ駅前番外地』、同『ミエリーノ柏木』、そしてフジ『最高の離婚』。あとは年の瀬にフジ『独身貴族』をチェックしたくらい。ちなみにあまちゃんは放送時間と出勤時間が折り合わず、半沢直樹はなんとなく、であんまり観なかった。
(8) 鳴美れい
新設、女優・アイドル部門。ってこの人アイドルじゃないけど。でもとにかくキレイな方なので。大きな声では紹介できないけど、エステのやつ最高でした…。 (※追記 ツイッターフォローしてもらっちゃった!やった!)
この歳にしてはじめて写真集なるものをまともに買ったのが、これ。ネズミ顔は素直に可愛い。最近は木村文乃も気になっている。
- 作者: 北川景子
- 出版社/メーカー: SDP
- 発売日: 2013/08/22
- メディア: 大型本
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(9)TURKISH Millenium Series 19'Crash Ride/21'Ride
- ジャンル: ライドシンバル
- ショップ: chuya-online
- 価格: 39,312円
- 楽天で詳細を見る
DEMO:igrek-U / rule
一年を通して楽器欲の高まった日々を過ごしました。特にシンバルは年間5~6枚は買ったかな?中でもターキッシュ・ミレニアムとの出会いはボスフォラス、イスタンブールしか知らなかったトルコシンバルへの憧れをさらに強くするものだった。
楽器・ホビー部門、2位以下はカノウプス・河村カースケモデルスネア、SONY「XPERIA」冬モデル。MD生産終了のニュースもあり、駆け込みで買ったコンポも結局ほとんど使ってはいない…。
SONY MD搭載オールインワンコンポ CMT-M35WM S シルバー
- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2007/11/21
- メディア: エレクトロニクス
- クリック: 6回
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(10) 番外編
今回もはてなブックマークおよびtwitterにて情報収集・発信した中で、反響の大きかったものをご紹介します。改めて眺めてみると、おっぱいネタばっかり。
・日本人のモンスター消費者っぷりがやばい サービス提供者も自分と同じ人間だということを考えろ
・iPhoneの使用契約書の記事を読んで感動する人は親になる資格などない。
・【3月3日発売】女性用TENGA「iroha」キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
・調布の小5女児死亡、担任がチーズ入り給食渡す。報道されないもうひとつの問題「エピペン」
・板東英二、TBSの神編集で世界ふしぎ発見から存在を消されるwwwww
・ついに来た! Shoegazer ブーム再燃!過小評価された国産 シューゲイザー まとめ
・15歳女子の性欲描く映画の挑発的なポスターと放送規定スレスレの予告編が解禁!
・AKB48 pop star shaves head after breaking band rules
・【じゃあいつ聴くか?】2013年期待の若手邦楽バンド・アーティスト10組【今でしょ!】
・ 坂本龍一「若い世代において、けっこう困ったバンドが増えている」
・【画像あり】ブルワーズ戦で球審が負傷→三塁塁審が投手の後ろに立ち投球を判定する前代未聞の光景にwwwww
・トキオの各メンバーの楽器演奏力について、松岡はなかなかドラム安定してると思い...
・モリッシー、新たに故サッチャー元首相へのコメントを発表。その全文訳
・あなたの彼は大丈夫? フォロワーが増えてイキる”ツイッター天狗”男子が増加中!!
・vol.14 渋谷で篠田麻里子系ショート美女をナンパしてみる。
・【画像あり】 ドリームハウスの「360度全面ガラス張りの家」が酷すぎて伝説にwwwwwwwwww
・ビートルズ ドラム叩いてみた 「ツイスト・アンド・シャウト」
・町山智浩氏「アメリカでレンタルビデオ店はほぼ壊滅」~その理由と現状
・映画「変態仮面」公開中にオンラインシアター上映決定!異例のヒットで満席続出!
・【多村サヨナラ弾】昨日のDeNA-巨人の勝利確率の推移wwwwwww
・僕の巨乳好きがバレて、妻が「おっぱい」としか喋らなくなりましたへのアドバイス
・【懐かしスレ】ゲームボーイの形をした、中に水入ってる輪投げのやつ
・「暑いね」に「そうですね」と返すな! 初対面の人と会話が弾む“聞き方”のコツとは?
・藤枝憲(Spangle call Lillie line)×宮内優里対談
・アンドリューW.K. 24時間ドラムを叩き続けた世界記録達成の瞬間の映像を公開
・TOKYO MXの都議選速報番組が大暴れしすぎてヤバいwww
・彼氏がHの最中に「受してる」ってラブレターくれる(´;ω;`)
・アンパンマンのチーズがAV撮影にまだ納得いってない新人女優みたいな件
・【動画あり】能年玲奈がギターをかき鳴らして絶叫しているのが激しく可愛い!
・【悲報】川崎宗則さん イチローの4000本安打ボールを取ろうとして審判に返せと注意される【ムネリン】
・音楽ファンこそ聴くべき「完成度が異様に高いアイドルソング」たち
・壇蜜の“スク水”始球式が影響…野球イベントでのスクール水着がNGに
・外国人が日本人の描く 「奇形おっぱい」 に苦言 「ノー。ホントウのおっぱいはこうだ!!!!!!!」
・ライブハウス「SHIBUYA-AX」2014年に営業終了 ファンは「さみしい」「おれの青春が」
・カップルがいちゃついてる時に横で一緒に記念撮影をするブログがすごいwwwwwwwwwwwwwww
・【画像】 ミス日本酒女性に選ばれた女性ワロタwww めちゃくちゃ飲んでそうwwwwwwww
・コカ・コーラ「HI-C」が懐かしのパッケージで復刻 オレンジ&アップル、10/21発売
・二子玉川「宇奈根山中」——本格の天ぷらコースの締めに江戸蕎麦。大人の贅沢を味わえる店
・一部で超人気!もの凄く気になる「府中刑務所文化祭」へ行ってみたい!【文化の日に開催】
・【画像】美しすぎるGカッププロ雀士、高宮まりがけしからん件
・Yuck - ”Get Away” (Last.fm Sessions)
・Istanbul Traditional Dark Ride 21”
・すべてのパッとしないバンドマンへ。君たちが売れない理由は明確だ
・名ドラマー・青山純さんが死去 56歳 山下達郎らのライブに参加
・日本初の性格推し美少女AVレーベル「性格良し子ちゃん」とは?
・騒音を完全シャットアウト!ダイソンが認めた、窓に取り付けるだけで室内を静寂にするスピーカーSono
・海外のサイトが紹介する「君をがっかりさせない日本のロックバンド8選」:海外の反応
・OKAMOTO’Sコウキが問題提起 音楽のルーツとはどう向き合うべき?
・バングラデシュの女性は民族衣装しか着ないことを開店前にリサーチしなかったユニクロについてバングラデシュに詳しい田中秀喜さんの見解
・【画像大量】2013年、世界で最も美しい顔100人が発表!日本からも6名がランク入り!
・広がる「女の官能」の世界 女性向けAV、カリスマ男優写真集、官能小説新レーベル続々誕生 (1/3)
・米国の “Disappointed” はどれくらいの事態か
・【画像あり】 マジックミラー号が廃車になるらしいwwwwwwwwwww
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以上、2013年ベストメディアでした。
昨年からの流れでいうとキーワードはずばり「スケベ」。というか今までムッツリだっただけかもしれませんが。
貯金がまったく貯まらない一年でもありました。バンドも新しく始めて機材買ったり、ベイスターズにハマったりで出ていく一方。今年はモノに払うお金を少なくして合コンとかガンガンやっちゃおう!おー!
最後に2013年の投稿動画をふりかえって。2014年もよろしくお願いいたします。