OMIOの投書箱2

年末年始の雑記帳です。

(夕刊)私たち(第30話) 食べる 女性一人で(2)

●騒がしいランチ、世間感じたい
・私の観察では、オーダーした後はほとんどの一人女性は、店員たちの動きを目で必死に追う。所在のなさをかき消すのだ。/「私の方が先に頼んだのに、遅いわね」。そんな言葉を何度浴びせられたことか。
・啄木だったっけな。「ふるさとの訛(なまり)なつかし停車場の 人ごみの中にそを聴きにゆく」と歌ったのは。一人で来る主婦を見ていると、この歌をいつも思い出す。