OMIOの投書箱2

年末年始の雑記帳です。

巻き戻しや字幕を多用 おせっかい?配慮?

●最近のTVに賛否相半ば 視聴者つなぎ止め 内容より目新しさ
・テレビ番組にちょっとした異変が起きている。出演者の言葉が字幕で流れる「テロップ現象」や、CM前に流れた映像がCM後に再び放映される「巻き戻し現象」がそれ。テレビ局側は視聴者サービスの一環と考えているようだが、視聴者からは「画面が見にくい」「おせっかいだ」との声も聞こえてくる。
・「……笑うことを強制されているみたいで、なんかいや」
・以前からテロップが流れる現象は一部のバラエティー番組で見られたが、ここ数年は情報や歌、クイズ番組でも顕著。例えば歌番組の「HEY!HEY!HEY!」(フジテレビ系)では、……担当プロデューサーの水口昌彦氏は「視聴者は必ずしも積極的にテレビ画面を見ているわけではない。音を小さくしている場合も多いので、意図をわかりやすく伝えるために字幕を流している」と説明する。
・「ダウンタウンのギャグはわかる人がわかればいい。余計な字幕を入れる必要ない」という熱烈なファンからの反対意見はあった。
★△ダウンタウン『松本』に同様のコメあり

・この[巻き戻し]現象が広がってきた背景にはフリッパー族の存在があるようだ。フリッパーとはチャンネルを次々に変えていく視聴者のこと。
・これらの手法が目に付く番組の一つが「投稿!特ホウ王国2」(日本テレビ系)。同じ時間帯の「さんまのスーパーからくりTV」(TBS系)も、字幕や巻き戻しの手法を使っている。

・「策におぼれて内容をおろそかにしていると、テレビ離れが起きる可能性がある」。[渡辺和博氏]