1997-03-11 都市を考える 自動改札機 読売 鉄道 地下鉄 サービス ●複雑な運賃“1秒”で判断 不正を防止、混雑緩和 「温かみ」駅員がカバー ・営団地下鉄の改札口で、切符切りに使う「改札鋏」が姿を消したのは二年前のことだった。同時に駅員が立っていた改札ボックスもなくなった。/その代わり、各駅には最新の自動改札機が設置されていった。一九九〇年から九五年にかけて、営団地下鉄の全駅に、計約千六百台の機械が配備された。 ・大阪・日本橋駅の切符で下車しようとした“つわもの”がいたのも今は昔。……そのしぐさや表情から不正を見抜くことも駅員の大事な技術だった。